BL-450は、スイッチング・モード電源を搭載したアナログ・ベース・アンプヘッドです。SMPS（スイッチ・モード・パワー・サプライ）により、ダイナミックで高出力なサウンドを軽量でコンパクトなサイズで実現しました。

本機は簡単に操作できるアンプをお探しの方にオススメです。ベース本体のサウンドを確実に再生し、確かな動作でダイナミックレンジが広く感度も優れています。サウンド作りは、独自のMLOシステムにより、ベースとトレブルのツマミを操作するだけと簡単で直感的です。楽器が持つ最高のトーンをシンプルで簡単に設定できます。

MLOシステム

MLO（Mid Level Optimization＝中域最適化）は、簡単で直感的にベース・サウンド全体を最適化する、Taurus独自のシステムです。

MLOシステムは、ベースやトレブルを操作すると、自動的にミッドを最適にします。例えば、MLOイコライザーでは、ベースをブーストやカットしても、全体の音量は変わりません。通常のアンプはイコライザーを操作すると音量が変わりますが、MLOシステムではサウンドを変化させても、音量は変わらないのです。

スペック

• 出力：450W RMS@4Ω、300W RMS@8Ω
• 入力：パッシブ、アクティブ
• 出力：XLRバランス・ライン出力（PRE/POSTスイッチ、グランド／リフト・スイッチ付き）TUNERアウト、SPEAKERS（スピコン／1/4"フォーン・コンボ端子）
• 寸法（突起物含まず）：66H×380W×180D mm
• 寸法（突起物含む）：66H×380W×205D mm、
• 重量：3.3 kg

フロント・パネル

1. Passive入力：パッシブPUを搭載したベースを接続
2. Active入力：アクティブPUを搭載したベースを接続
3. Peakインジケーター：プリアンプ部のピーク・インジケーター
4. Punchボタン：押すと音圧が増加
5. GAINコントロール：ゲインを調整
6. BASS：低域の調整（MLOシステム搭載）
7. DBSスイッチ：重低音を調整します。（カット／オフ／ブースト）
8. EQスイッチ：中域のセミパラメトリックEQをオン／オフします。
9. EQインジケーター：セミ・パラメトリックEQオンで点灯します。
10. MIDDLEコントロール：中域のレベルを調整します。
11. FREQコントロール：中域の周波数を調整します。（120Hz〜4kHz）
12. TREBLEコントロール：高域を調整します。（MLOシステム搭載）
13. TREBLEスイッチ：高域を調整（カット／オフ／ブースト）
14. VOLUMEコントロール：音量を調整します。
15. MUTEスイッチ：出力をミュートします。
16. PROTインジケーター：保護回路が働くと点灯します。
17. CLIPインジケーター：音量が大きすぎると点灯します。
18. ONインジケーター：オンとミュートのインジケーターです。
19. 電源スイッチ：電源オン／オフします。

リア・パネル

1. MAINS：電源コードを接続します。ヒューズボックスもあります。
2. SPEAKERS：スピーカーを繋ぎます。スピコンと1/4"のコンボ端子です。
3. EFFECT RETURN：エフェクト・リターン端子です。1/4"フォーン。
4. EFFECT SEND：エフェクト・センド端子です。1/4"フォーン。
5. TUNER OUT：チューナーを接続します。1/4"フォーン。
6. LINE PRE/POSTボタン：ライン出力をEQの前（PRE）にするか、後（POST） にするかの選択。
7. LINE GND/LIFTボタン：グランド・リフトスイッチ。
8. LINE OUT：XLR端子です。