希望小売価格:¥247,500(税抜¥225,000)
JAN:4519581034817
CODE:ASD120V2
本機は、順番に電源のオン/オフができる6チャンネルの電源シーケンサーです。PA等のサウンド・システム、音楽や演劇などの劇場、屋外での録音や撮影現場など、電源を複数に分配し、それぞれ別々に電源のオン/オフをする必要のある場面で活躍します。
本機は、単体で、または他のFurman製品と組み合わせて使用できます。本機は、シーケンス可能な6つの100V@20A回路を備えており、総負荷電力は12kWです。他のFurman製シーケンサーやパワー・コンディショナー(ASD-120 2.0の追加ユニットを含む)を接続することにより、より高いレベルの電源システムを構築できます。Furmanの製品は、各種電源機器を広範囲なネットワーク上で集中制御が可能です。
ASD-120 2.0は高電圧と大電流を切り替えるため、認定された電気工事士のみが設置できます。安全な操作のために、地方自治体および電気設備技術基準に従って設置する必要があります。
電源ケーブル、プラグは付属しておりません。設置を行う電気工事士にご依頼ください。
日本国内において200V三相電源で使用する際は、ご契約の電力会社にお問い合わせください。
PAの方々はご存知でしょうが、機器の損傷の大部分は電源のオン/オフ時に発生し、その防止には電源をシーケンスさせる必要があります。従って、さまざまな種類の機器を同時にオン/オフするのではなく、個別のグループで電源を入れたり切ったりするための電源シーケンサーが必要です。これにより、安心して機器の電源を入れたり、電源を落としたりすることができます。
プロ・オーディオでは、スピーカーからの「ポップ」ノイズを防ぐために電源シーケンサーを使用します。「ポップ」ノイズは、アンプが作動して音が出る状態で、音源の電源がオンまたはオフに切り替わるときに発生します。音源となる機器の起動は、しばしば過渡電圧の小さなスパイクを生成します。この電圧がアンプで増幅されると、結果として大きな「ポップ」が生じます。これは耳障りなだけでなく、スピーカーのボイスコイルを損傷させる可能性があります。逆に電源オフ時にも、同様のことが起こる可能性があります。つまり電源のオン/オフは常に「ポップ」ノイズの原因となり、スピーカーを損傷する可能性があるということです。電源のシーケンスは、このような状態を防ぐのに有用な方法です。
電源シーケンスの利点は、接続された機器の突入電流に時間差を設けることで、迷惑なブレーカー・トリップを防止するということがあげられます。接続した機器を同時に起動する場合、ブレーカーに極端に大きな電流が流れます。電源シーケンスを使用すれば、機器の電源を個別の段階でオンにすることができます。つまり各機器の電源を入れるタイミングを分けることで、個々の機器を個別に安定させることができます。各機器は電源投入時に突入電流を発生しますが、これによりブレーカーにかかる負荷は大幅に低減されます。電源シーケンスを使えば、イベント機材や電源システムを安全に保護できます。
交流入力電圧 |
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最大交流定格電流 |
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ケーブル・クランプ |
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ACアウトレット |
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作動温度&湿度 |
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ユーザー・インタフェース |
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コントロール|ステータス|トリガー(リア・パネル) |
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消費電力 |
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安全基準 |
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サイズ |
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製品の改良や改善のために、仕様は変更になる場合があります。
本機は、すでに生産が終了しているASD-120の後継機種です。2.0で加わった新機能は以下の通りです。