インドの打楽器タブラ。右手で叩く高音用のタブラ、左手を使う低音用のバーヤン、この2つが一組でタブラです。左右の太鼓を組み合わせて様々なリズムを生み出します。指を駆使し叩く場所や叩き方で音色を変え、複雑で多彩な表現ができます。演奏はかなり難しく音をだすだけでもかなりの修行が必要です。でもこのdigi-100 Plusがあれば、そんなタブラ・サウンドと独特なリズム・パターンを簡単に楽しめます。
一聴すればインド全開な、リズム・パターン(テーカー)を100個収録。ユーザーが作ったものも5つまで保存できます。リズム・パターンの拍(マトラ)は16/8等の他、5/7/11/15/17等、西洋音楽ではあまり馴染みないモノも多数あります。勿論テンポ(ラーヤ)やピッチも変えられます。
低音を担当する左手用の太鼓(バーヤン)の音色は4種から選べます。リズム・パターンによっては、小さなシンバルの様な楽器(マンジーラ)をリズム・パターンに加えられます。
全てのリズム・パターンには魅力的なフィルインを加えられます。加え方もFILL-INボタンを押すだけです。本機には4つのプレイモードがあり、モードによって自動でフィルを加えることもできます。
リズム・パターンによってはラッギーと呼ばれる素早いパッセージを加え、激しさを表現できます。これもLAGGIボタンを押すだけです。全てのパターンでティハイーと呼ばれる終わりのパターンを利用できます。TIHAYIボタンを押すと適切なティハイーをプレイし、リズム・パターンが終了します。
インドの旋律パターンを奏でるSunadamala Dxという製品と本機を接続すれば、同期してプレイさせられるので、インドの雰囲気が更にアップします。
キーボード/シンセやパソコンとMIDIで接続できます。繋いだ機器で本機をコントロールしたり、本機のリズムを他の機器で鳴らしたりできます。
▲上面のコントロールパネル
リンク先でdigi-100 Plusの使いかた等、説明ビデオをご覧頂けます。