まず初めに、Peterson社のウェブサイトにアクセスします。
» https://www.petersontuners.com/
Peterson社ではウェブ・ブラウザーとしてgoogle chromeを推奨しております。他のウェブ・ブラウザーでは正しく作業を進めることができない可能性がありますので、必ずgoogle chromeを使用してください。
Peterson社のホームページが表示されたら、ページ上部のプルダウン・メニュー“Tools”にカーソルを合わせ、メニュー内の“Design Custom Sweeteners”をクリックしてください。“Design Custom Sweeteners”のページが開きます。
“New”をクリックすると、新しいスウィートナーを作ります。
“Edit Info”で選択したスウィートナーの名称、説明、カテゴリーを変更できます。
“Display Preferences”で選択したスウィートナーの、ディスプレイの表示方法を設定します。
“Add Note”をクリックすると、選択したスウィートナーに、新たにオフセット値を設定する音名を加えることができます。
“Delete”で選択したスウィートナーを削除します。
“Share”で選択したスウィートナーを、Peterson社のウェブサイトにアップロードできます。
“Add To My Tuner Now”で選択したスウィートナーを、PCとUSB接続したあなたのPetersonチューナーにロードします。
Your Custom Sweeteners
作成したスウィートナーの名称(アルファベット3文字)が表示されます。オフセット値をエディットしたいスウィートナーを選択できます。
Notes And Offsets
選択されたスウィートナーで、オフセット値が設定されている音名と、そのオフセット値の一覧が表示されます。オフセット値の表示はグラフィカルなスライダー方式で、一目で設定の状態が分かるようになっています。音名やスライダーの上にカーソルを移動すると、スライダーの上に“+”、スライダーの下に“-”と“×”が現れます。“+”をクリックするとオフセット値が0.1ずつ上がり、“-”をクリックするとオフセット値は0.1ずつ下がります。“×”をクリックすれば、その音名のオフセット値を削除することができます。表示の無い音名は、オフセット値が0になります。
Sweetener should ignore all other chromatic notes and only respond to the notes listed above.
チェックボックスにチェックを入れると、そのスウィートナーではオフセット値を設定した(“Notes And Offsets”に音名が表示されている)音だけに反応し、その他の音名はチューナーのディスプレイ上に表示されなくなります。
また、“Notes And Offsets”の音名表示に弦番号を含んでいる場合は、上記のチェックボックスの機能が下記の通りに変更されます。
Sweetener should default to display string nambers.
チェックボックスにチェックを入れると、そのスウィートナーでは初期設定で音名ではなく弦番号が表示されます。
まず初めに、“New”をクリックすると“New Custom Sweetener”ダイアログが開きます。
“Category”のプルダウン・リストから、そのスウィートナーの属性を選択します。
“Name”に、そのスウィートナーの名称をアルファベット3文字で入力します。
“Description”には、そのスウィートナーの説明を入力します。但し、日本語は入力できません。
“Select a Peterson Template.”のプルダウン・リストから、新しく作るスウィートナーの元になるテンプレートを選ぶことができます。一から全てオリジナルで作る場合は、“No Template”を選択します。
“Start From One of Your Sweeteners”のプルダウン・リストには、過去に自分で作ったスウィートナーの名称が表示されます。選択したスウィートナーを元に、新しいスウィートナーを作ることができます。
“Name”以外は、特に入力していなくても構いません。最後に“CREATE”をクリックすると、Your Custom Sweetenersに新しいスウィートナーの名称が表示されます。
次に“Notes And Offsets”で、各音のオフセット値を設定します。
“New Custom Sweetener”ダイアログの“Select a Peterson Template.”で“No Template”以外を選択した場合は、“Notes And Offsets”にそのひな型となる音名とオフセット値が既に表示されています。オフセット値を変更する場合には、変更したい音名またはそのスライダーの上にカーソルを移動します。カーソルを上に持ってくると、図中の“C”のようにスライダーの上に“+”スライダーの下に“-”と“×”が、またスライダー上にオフセット値が表示されます。“+”をクリックすればオフセット値が0.1セントずつ上がり、“-”をクリックすればオフセット値が0.1セントずつ下がります。スライダーを直接ドラッグしても、オフセット値の変更は可能です。尚、変更したオフセット値は、自動的にその都度保存されます。また、“Notes And Offsets”に表示されていない音名は、全てオフセット値が“0”となります。その音名のオフセット値を“Notes And Offsets”から削除したい場合には、“×”をクリックします。加えて、音名表示を変更することも可能です。それぞれの音名をクリックすると、“Pitch Display”ダイアログが開きます。
“Custom Note Name”に表示された各音名に変更することが出来ます。使用する音名表示をクリックして決定します。
“Advanced”では“Custom Note Name”に表示された音名以外の音名も指定することが出来ます。“Note Name”、“Sharp/Flat”、“Oct. Name”の各プルダウン・リストで設定します。設定した音名表示が“Oct. Name”の右側に示されますので、これをクリックして決定します。
“String Number”で弦番号の設定もできます。弦番号を指定したときのみ、最後に“SAVE”をクリックして、音名を決定します。
“New Custom Sweetener”ダイアログの“Select a Peterson Template.”で“No Template”を選択した場合や、既に“Notes And Offsets”に表示されている音名に更に別の音名を加えたい場合には、“Add Note”をクリックして“Add Note to Sweetener”ダイアログを開きます。既に作成されているスウィートナーに新たに別の音名を加えたい時も、“Your Custom Sweeteners”の中から変更したいスウィートナーを選択してから、“Add Note”をクリックします。
“Note and Octave”で加える音名を指定します。“+”をクリックすれば半音ずつ上がり、“-”をクリックすれば半音ずつ下がります。スライダーを直接ドラッグしても設定は可能です。
“Offset in Cents”でオフセット値を設定します。“+”をクリックすれば0.1セントずつ上がり、“-”をクリックすれば0.1セントずつ下がります。スライダーを直接ドラッグしても変更は可能です。
“Pitch in Hz”を使えば、周波数で音名を指定することが出来ます。“+”をクリックすれば0.01Hzずつ上がり、“-”をクリックすれば0.01Hzずつ下がります。スライダーを直接ドラッグしても設定は可能です。
“PLAY TONE”をクリックすれば、現在選択している音の高さをPCで再生し、実際に聞いて確認することが出来ます。
最後に“USE THIS NOTE”をクリックすれば、“Notes And Offsets”にその音名が表示されます。特にオクターブを指定しない場合は、 「xx(音名)-1」を選択してください。設定したオフセット値が全ての高さのその音名で適用されます。
逆にオクターブで“-1”以外の特定の高さを指定した場合には、そのオクターブ設定を含むそれよりも高い全てのその音名に設定したオフセット値が適用されます。例えば“C5”を選択した場合には、C5に加えてC6 ,C7 ,C8にも設定したオフセット値が適用になります。更に、これに加えて“C7”も選択した場合には、C5のオフセット値がC5とC6に、C7のオフセット値がC7とC8に適用になります。“Notes And Offsets”に表示される音名が、例えば“C-1”というように-1の表示であれば、これはC-1より高い全てのCの音にそのオフセット値が適用されるということで、Petersonチューナーでチューニング可能な全てのCの音を含んでいることを意味します。
オフセット値が設定できる音名の数は最大で24までです。
Petersonチューナーでそのスウィートナーを選択した時の、液晶ディスプレイの表示方式を変更できます。ディスプレイの設定を変更するには、“Display Preferences”をクリックして“xxx(スウィートナーの名称)Display Preferences”ダイアログを開きます。既に作成されているスウィートナーのディスプレイの設定を変更したい時も、“Your Custom Sweeteners”の中から変更したいスウィートナーを選択してから、“Display Preferences”をクリックします。
“Accidentals”で、音名の変化記号(♯と♭)の表示方法をプルダウン・リストから選べます。“Sharps Only”は全て#、“Flats Only”は全て♭、“Mixed”ではC♯, E♭, F♯, A♭, B♭となります。
“Strobe Pattern”は、ディスプレイ上に表示されているストロボ・パターンの、縞模様の長さを変更できます。プルダウン・リスト中の“Narrow Bands”が標準的な短い縞模様で、“Wide Bands”ではその2倍の長い縞模様になります。
“Strobe Speed”は、ストロボ・パターンが回転する速さを変更します。右(+)側に行くほどストロボ・パターンの回転が速くなります。“+”か“-”をクリックするか、スライダーを直接ドラッグして調整します。
設定が完了したら、“UPDATE”をクリックしてそのスウィートナーのディスプレイ設定を保存します。
新しいスウィートナーを作った時に、初めに“New Custom Sweetener”ダイアログで設定した“Name”、“Description”、“Category”の3項目を後で変更することができます。既に“Your Custom Sweeteners”の中に作成されているスウィートナーから変更したいスウィートナーを選択してから“Edit Info”をクリックし、“Name & Description”ダイアログを開きます。
“Name”に、そのスウィートナーの名称をアルファベット3文字で入力します。
“Description”には、そのスウィートナーの説明を入力します。但し、日本語は入力できません。
“Category”のプルダウン・リストから、そのスウィートナーの属性を選択します。
設定を変更したら“UPDATE”をクリックします。
“Your Custom Sweeteners”の中に作成されているスウィートナーを削除します。“Your Custom Sweeteners”の中から削除したいスウィートナーを選択してから、“Delete”をクリックします。“Delete xxx(スウィートナーの名称)”ダイアログが開きますので、“Delete”をクリックします。削除をしない場合は、“No”をクリックします。
作成したオリジナルのカスタム・スウィートナーを、あなたのPetersonチューナーにロードします。既に“Your Custom Sweeteners”の中に作成されているスウィートナーからPetersonチューナーにロードしたいスウィートナーを選択してから“Add To My Tuner Now”をクリックし、“Add xxx(スウィートナーの名称)to Witch of Your Devices?”ダイアログを開きます。
ダイアログにはあなたが登録済みのPetersonチューナーが表示されます。選択したスウィートナーをロードしたいチューナーをUSBケーブルでPCに接続してから、ダイアログ内に表示されているチューナーの内、該当するチューナーの画像をクリックしてロードします。
作成したオリジナルのカスタム・スウィートナーを、Petersonのウェブサイトにある“User Trading Post”にアップロードできます。あなたが制作された利用価値の高い優れたカスタム・スウィートナーを、他のPetersonチューナー・ユーザーの方たちにも使用していただくことができます。既に“Your Custom Sweeteners”の中に作成されているスウィートナーから“User Trading Post”にアップロードしたいスウィートナーを選択してから“Share”をクリックし、“xxx(スウィートナーの名称)Share Settings”ダイアログを開きます。
カスタム・スウィートナーを“User Trading Post”にアップロードするためには、“Share with all registered users on user trading post.”のチェックボックスにチェックを入れます。
“xxx(スウィートナーの名称)Share Settings”ダイアログ内の項目が上図のように増え、“Share with all registered users on user trading post.”に加えて“Show my name as the author of this sweetener.”のチェックボックスにもチェックが入ります。これは、このカスタム・スウィートナーの製作者として、あなたの名前が公表されることを意味しています。更に“Allow users to contact me via email for more information.”のチェックボックスにチェックを入れれば、他のPetersonチューナー・ユーザーの方たちから、このカスタム・スウィートナーに関する質問メールを受けることができるようになります。各項目のチェックボックスをチェックし終えたら“SAVE”をクリックしてカスタム・スウィートナーをアップロードします。
これに対して、作成したオリジナルのカスタム・スウィートナーを特定の方とのみシェアする場合は、“Share with a specific user.”のチェックボックスにチェックを入れます。
“xxx(スウィートナーの名称)Share Settings”ダイアログが“xxx(スウィートナーの名称)Direct Share”ダイアログに変わります。カスタム・スウィートナーをシェアする方のe-mailアドレスを入力して、“SHARE”をクリックします。