ぬかるんだ道を歩き、山の澄んだ空気を吸い込む、かつてLoganが自然や人々の美しさを求めて旅したように。Loganの甘くなめらかなサウンドに触れれば、あなたも自然なサウンドの世界へと誘われることでしょう。これよりLoganがオーバードライブの新時代をご案内いたします。
Loganは、これまでのオーバードライブを超えるモデルです。プリアンプ、ロー/ミッド・ゲインのドライブ、叫ぶようなクックド・ワウ・サウンド等、どんなものを求ていても大丈夫、様々なドライブサウンドをお届けします。
おっしゃることは我々も十分に承知しています。でも、みなさんと同じ意見を持つ我々が作ったLoganなら、使う価値があります。Loganは、コンセプト|立案設計|完成に1年以上を費やしました。本機は楽器ならではの特性とフィーリングを維持し、優れた音色と柔軟性を追加できます。
ドライブサウンドは、ピッキングの細かなニュアンスに反応するようにゲイン回路を設計しました。Loganはプレイヤーの表現を確実に伝えます。
クリーン・ブースト、アンプのようなドライブ、ガツンとしたロック・サウンド等、様々に使えます。また、ヘッドルームが最大25dBと広いので、プリアンプとしても使えます。
本機の真価は3バンドのアクティブEQにあります。LOWSとHIGHSは、信号を約15dBブースト or カットできます。細いシングル・コイル・サウンドの増強、ずんぐりしたハムバッカーをキリッとさせる、キャビネットをスイートな2 × 12からファットな4 × 12に変更する時ブーミーな低音を除去する、など様々な使い方ができます。
パラメトリックのMID EQでトーンをさらに柔軟に操れます。M•FREQノブで周波数を設定(100 Hz〜2.5 kHz)し、M•C/Bノブで周波数を12 dBまでカット or ブーストできます。
さらにMID EQだけをオン/オフできる専用フットスイッチと、メインゲインの前or 後を選べるPOST/PREスイッチもあります。これらにより音色の可能性が更に広がります。
そして、もうひとつの魅力があります。エクスプレッション・ペダル(別売)でMID EQ周波数をフット・コントロールできます。高速に操作すればワウペダルのように、ゆっくりと操作すれば伸びやかなフェイザーのようにもなります。
まだまださらにクールなサウンドの秘密が隠れています。箱から出してもすぐに素晴らしいサウンドを出せますが、好みに応じてさらに調整したくなる人のための機能です。
底面の穴からMID EQのQの設定ができます。中のトリム・ポットを左に回すと帯域が広くなり、右に回すとスムーズな周波数スイープに、目一杯右に回し切るとレゾナンスの効いたサウンドになります。
底板を取り外すともう一つのトリム・ポットを設定できます。このポットでは、ドライ音とオーバードライブ・トーンをブレンドできます。本機はギターのみならず、ベース|ドラム|シンセ|ヴォーカル、何でも来いです!
さまざまな使い方ができるLoganはまさにオンリー・ワンのオーバードライブです。使い出したらもう手放せなくなることでしょう。
全体の出力レベルを設定します。わずかなドライブ量でもアンプをハードにプッシュできる十分なレベルがあります。
オーバードライブの量を設定します。
ミッドをカット/ブーストします(+/-12dB)。
ミッドの周波数を設定します(100 Hz~2.4 kHz)。
ローをブースト/カットします(+/-15 dB)。
ハイをブースト/カットします。(+/-15 dB)。
MID-EQ回路の位置(前/後)を設定します。PREでは中域をクランチーにしてサチュレーションを強調し、POSTではレベルをブーストして選んだ中域をより存在感のある音にします。
MID-EQのON/OFFです。ソロの時にブーストしたり、リズミックなトーンを強調したい時、ミッドのスクープとフラットを瞬時に切り替えたい時などに最適です。
ON/OFFスイッチです。
▲は出力、▼は入力端子です。
TRSエクスプレッション・ペダルを繋ぐと、ワウペダルの様にミッド周波数を足でリアルタイムに変更できます。MOOG-EP3と同じTRS極性を持つ機器をお使いください。CV接続はできません。
ドライ音の量(100%〜0%)を設定できます。0%ではオーバードライブ音のみになります。
MID-EQの帯域の幅(広い〜狭い)を設定します。