Pico Attack Decay逆回転シミュレーター

製品概要

本機は、うねり｜逆回転サウンド｜歯切れの良いスタッカート・サウンドなどを生み出すエフェクターです。オリジナルのAttack Decayは1980年〜1981年に生産された非常にレアなモデルです。そして2019年にはデジタルでリニューアルした多機能なモデルが登場しました。本機はそれを簡略化してコンパクトになったモデルです。モノ・モードとポリ・モードがあります。

ポリとモノ、二つのモード

モノ・モード

信号全体を1つのボリューム・エンベロープでエフェクトします。プレイの切れ目毎にボリューム・エンベロープはリセットされ、すべてのサウンドに影響します。無音状態からプレイした最初の音だけにエフェクトが掛かりますので、アルペジオの様に続けて弾くと2音目以降にはエフェクトが掛かりません。効果的にエフェクトを掛けるには一音一音区切って弾く必要があります。

ポリ・モード

各ノート毎にボリューム・エンベロープが反応し、一度に複数のボリューム・エンベロープがアクティブになります。コードを押さえてアルペジオを弾いた場合にもそれぞれの一音一音にエフェクトが掛かりますので、一音一音区切って弾く必要はありません。

シンプルな操作

本機は4つのノブとモード・ボタンだけで様々な効果を生み出します。また、POLYモードを長押しするとSENSでドライ音とエフェクト音のブレンド率を設定できるモードになります。

• VOL：音量を設定します。
• SENS：感度を設定します。
• ATTACK：音が立ち上がる時間を設定します。
• DECAY：音が減衰する時間設定します。5. POLYボタン
• POLY：〈モノ｜ポリ〉を切り替えます。

特長

• コンパクトなPICOサイズ
• うねり｜逆回転サウンド｜歯切れの良いスタッカート・サウンドなどを生み出します
• モノモードとポリモードを切り替え
• ドライ音とエフェクト音のブレンド率を設定可能
• 電源アダプター付属

サウンド

スペック

回路	デジタル
バイパス	バッファ・バイパス
オーディオ	モノラル
電源	DC 9.6 V-200 mA電源アダプター付属
寸法	93 × 51 × 51mm
消費電流	100mA

製品画像