希望小売価格:¥327,800(税抜¥298,000)
al-4サブコンパクト・ラインアレイ・システムは、ベリリウム・コンプレッション・ドライバーやケブラー・コーン/ネオジムLFドライバー、そしてDSPなど、VUEの持つ高度なテクノロジーを利用して、超コンパクトな筐体から驚異的なパフォーマンスを引き出す事が出来ます。
al-4はラインアレイ・システムの持つ特性を、VUEの最高のサウンドと共により多くの現場に提供します。al-4ラインアレイ・システムは、al-4エレメントをSystemVUEソフトウエアを介してV-4 Syatem Engineでドライブします。
1台のV-4 Syatem Engineは、8台のal-4エレメントをひとつのブロックとしてドライブする事が出来ます。複数のブロックを組み合わせる事により、大きなアレイ・システムとして運用することが出来ます。垂直カバレッジが固定されている他のコンパクト・ラインアレイ・システムとは異なり、al-4はフルスケール・ラインアレイ・システムのように機能し、垂直カバレッジはキャビネットの設計の物理的制約ではなく、アレイ内のエレメントの数によってのみ反映されます。
これにより、al-4の活躍範囲は小規模のライブ会場から大規模のツアーまで、al-4エレメントを追加するだけでスケールアップ出来ます。
al-4はより低域を必要とする用途に対して、VUEの全てのサブウーファーに対応しています。
al-4SBはal-4とペアを組むために設計されていて、同一アレイ内にフライングが可能です。
豊富なオプションにより、スタンド立てやVUEサブウーファー上でのグランド・スタッキング、ポール取付けが出来ます
超コンパクトなal-4エレメントは、対称的な水平整合性を取るためにM-T-M(LF-HF-LF)ドライバー構成を利用しています。中央にTruextentベリリウム・ダイアフラムを1インチ・スロート・ネオジム・コンプレッション・ドライバーに搭載したHFを配置し、HFをはさむ形でネオジム・マグネットを採用した4インチのケブラー・コーンが2基が配置されています。
HFのベリリウム・ダイアフラムは従来のアルミやチタン製のダイアフラムでは達成出来なかった高音域再生能力とレスポンスを激的に改善しました。al-4は単独のエレメントが水平90°垂直10°の指向角を持っています。
al-4のエンクロージャーは、12層のデュラコート・ペインティング処理された強靭なバーチ合板で製作されています。専用のフライバーは、1基あたり16台のal-4エレメントを連結して使用出来ます。リアのI/Oパネルはエレメントのデイジーチェーン用にNL-4ソケットが2基用意されています。

ベリリウムは、コンプレッション・ドライバーのダイヤフラムに使用される金属の中で、密度と質量の比が最も低い金属です。
加速度は速度の変化率です。密度は単位体積あたりの質量を表します。全体の質量が小さいほど反応速度が早くなり、能率と音質の両方が向上します。
ベリリウムのほぼ完全なピストン運動は、その非常に高い剛性と質量の比に起因し、機械的変形(破壊)を劇的に低減し、可聴範囲外の共振周波数に反映されます。
全く同じサイズで作成された音叉を比較した場合、ベリリウムの共振周波数はチタンやアルミニウムで作成された音叉の2.6倍高い周波数である。

VUE al-Classラインアレイは、シリーズのal-4|al-8|al-12ををどのように組合せても中高音域帯の持つ特性を1つのアレイとして構成できるラインアレイ・システムです。この設計思想により、システムの構成に柔軟製のあるデザインが可能なシステムです。
指向性|音圧レベル|サイズ|重量にいたるまで、全てのパラメーターが最適化され、事実上シームレスなアレイ構成が出来ます。これにより、あらゆる音響環境にふさわしいシステムを経済的にも無駄のない形でデザインする事が出来ます。
MFドライバーとHFコンプレッション・ドライバーは、VUEDriveシステム・エンジンに内蔵されたDSPを介して、最適なクロスオーバー・ポイントを設定し、使用環境に合わせた出力管理を行うよう設計されています。
al-ClassのHF/MF/LFのそれぞれのドライバーには、MFにベリリウム・ダイアフラムを採用するなどの独自のアーキテクチャーを持っています。そしてそのアーキテクチャーは全てのal-Classラインアレイ・システムに共通しています。その結果、al-Classはどのような組合せでも連続的な音響直進性を持っています。

VUEDrive V4Systemエンジンには、標準でネットワークおよびリモート管理機能が付属しています。拡張されたネットワークを簡単に組み立て、直感的なSystemVUEソフトウェアを介してネットワーク上の各要素やデバイスに簡単にアクセスすることができます。
フロンとリアパネルのイーサネット・ポートは標準のIPネットワークとの互換性を持っています。プラグインするだけで、製品が自動的に認識されDHCPベースのネットワーク、固定IPネットワークまたは無線ルーターを介したWifi接続に対応しています。V4は、フロントパネルにイーサネットの「Input」を、リアパネルに「Input」と「roop」が用意されています。
ループ・オプションを使用すると、システム・スイッチを個別に実行せずに、追加デバイスをネットワーク上にデイジーチェーン接続できます。
ネットワークの信頼性を確保するために、V4のイーサネット・ポートは切断を検知し、ローカル障害が発生した場合、自動的にパス・スルーに切り替わります。これにより単独の機器に障害が発生しても、ネットワーク自体は機能し続けます。
SystemVUEソフトウェア™は、有線またはワイヤレス・イーサネット接続を介して、VUEデバイスとネットワークをWindowsまたはMacintoshコンピューターに接続出来ます。
ユーザーは、SystemVUEソフトウェア™を介してネットワークおよびデバイスレベルのパラメーターにアクセスして監視|制御が出来ます。音声転送にDante®を使用することも可能です。
SystemVUEソフトウェアは、入力/出力レベル・ボリューム|ミュート|ディレイさらに入力ソースの切替などのパラメーターを、ネットワーク全体や個々の機器に対して制御する事が出来ます。



オプションのフライト・ケースは4台のal-4と1基のフライバーを収納出来ます
U-ブラケットは最大4台のal-4エレメントをポール・ソケットのついたサブウーファーまたはスピーカー・スタンドに設置出来ます。
グランド・スタッキング・キットはal-4SBをベースとしたアレイを構築できます。